購入申請や移動申請などワークフローの結果をコンビベースに連携させたいときにどのような方法があるかをご紹介したいと思います。
そもそもコンビベースでワークフローは?
コンビベースにワークフロー機能はありませんが、ビューをつかうことで簡易的なワークフローを行うことができます。ただし、承認経路が分岐したり差し戻しなど本格的なワークフローを実現したい場合はこの限りではありません。
ワークフローとの連携とは?
ワークフローをあつかうアプリケーション(以下、WF)との間にはどのような連携が必要なのか。
移動申請を考えたときにコンビベース(以下、CB)に対象の物品があると想定すると、以下の連携が必要になります。
① 移動申請にあたり WF は、CB の物品データを参照したい。申請者は CB の物品データを参照し移動申請を行う想定です。
② 移動申請が承認されたときに WF は、CB の物品データを更新したい。移動後のデータで CB の物品データの更新を行う想定です。
これらの連携を想定したときに必要な連携方法とは?
1. CSV による連携
CSVファイルを使って WF と CB 間でデータの連携を行う方法です。
① を行うためには、CB から対象物品のデータをエクスポートし WF にインポートします。その上で WF にて対象物品を選択します。
② を行うためには、WF から承認データ(移動が反映された物品データ)をエクスポートし、CB にインポートします。
ポイント:連携のたびに、手動でデータのエクスポート、インポートを行う必要があります。人が常に行うためタイムラグが発生します。
2. API による連携
CB は API を提供しているため、これを利用して ①、② を行う方法です。
ただし API を利用するためには、WF 側で API を使用するための開発を行う必要があります。
参考)
① を行うためには、ビュー内データの閲覧 の API を使います。
② を行うためには、データ更新 の API を使います。
ポイント:API は開発さえしてしまえば、基本的に自動です。WF の画面から CB の物品を自由に選ぶことができます。また申請が承認されれば自動で CB にデータが反映されます。CSV のような手動の手間はなくなりますが、開発のコストがかかります。
3. コラボフロー for Convi.BASE による連携
CB との連携が組み込まれているワークフローアプリケーション コラボフロー を使用して行う方法です。
CB のデータ参照や CB のデータ更新、新規登録を想定した機能が組み込まれているため、API を使うための開発や、CSV の手動連携の必要がありません。WF のひとつの機能のように CB のデータを扱うことができます。なお CB との連携は、コラボフローのオプション機能となります。
ポイント:API 同様 WF の画面から CB の物品データが選択できます。また承認されたデータはリアルタイムに CB にデータが反映(更新や新規登録)されます。ただし、WF 製品は コラボフローを使用した場合およびそのオプションを使用する場合になります。
※ コラボフロー for Convi.BASE のご紹介はこちらです。
- ワークフローのコラボフローとConvi.BASEの連携オプション「コラボフロー for Convi.BASE」が機能アップデート
- 「コラボフロー for Convi.BASE」が機能アップデート。物品管理業務のペーパーレス化・効率性をさらにアップ
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