Excel で先頭ゼロが消えないようにCSVファイルを開きたい（テキストファイルウィザード）

問題

CSV ファイルをダブルクリックして Excel で開くと管理番号等の先頭に付いているゼロが消え、数字のみになってしまいます。

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先頭ゼロが消えた状態でCSV 形式に保存し直すと、Excel に表示された内容のまま先頭ゼロが消えた状態で保存されてしまいます。

この状態でインポートを行うと 「更新」 ではなく 「追加」 として扱われてしまい、意図しないインポート結果になってしまいます。（Convi.BASE は管理番号 '00001' と '1' は別データとして区別します。）

解決方法

ここでは、「テキストファイルウィザード」を利用したCSV ファイルの開き方を説明します。

１．Excel を起動（CSVファイルのダブルクリックでの起動ではなく、スタートメニューから起動してください）

２．[データ] > [データ取得と変換] > [テキストまたはCSVから] を選択

３．CSV ファイルを選択し、「インポート(M)」ボタンクリック

 

４．「次へ(N)」ボタンクリック

５．「区切り文字」に 【カンマ】 を選択し、「次へ(N)」ボタンクリック

６．画面下部の「データのプレビュー(P)」に表示される 全列 を選択状態（黒く反転になる）にする

（キーボードから Shift キーを押しながら最右列をクリックすると全列が選択状態になります。左右のスクロールバーが表示されている際は、一番右にスクロールしてから最右列をクリックしてください。）

７．「列のデータ形式」に【文字列(T)】を選択し、「完了(F)」ボタンクリック

８．「既存のワークシート(E)」に【=$A$1】が表示されていることを確認し、「OK」クリック

以上で先頭ゼロが消えずに Excel で CSV ファイルを開けます。

この手順は "1-2" という値が "1月2日" などのように異なる形式で取り込まれてしまう場合にも有効です。

上記方法が利用できない場合は、次の方法もお試しください。

• Excelで先頭ゼロが消えないようにCSVファイルを開きたい (Microsoft 365 バージョン 2309 以降)
• Excel で先頭ゼロが消えないようにCSVファイルを開きたい （Power Query エディター）