問題
CSV ファイルをダブルクリックして Excel で開くと管理番号等の先頭に付いているゼロが消え、数字のみになってしまいます。
先頭ゼロが消えた状態でCSV 形式に保存し直すと、Excel に表示された内容のまま先頭ゼロが消えた状態で保存されてしまいます。
この状態でインポートを行うと 「更新」 ではなく 「追加」 として扱われてしまい、意図しないインポート結果になってしまいます。(Convi.BASE は管理番号 '00001' と '1' は別データとして区別します。)
解決方法
「Microsoft 365」アプリの「バージョン 2309」より、ゼロから始まるデータの先頭のゼロが消えてしまわないように、「自動データ変換」を無効化するオプション機能が導入されました。
これにより、EXCELで自動的に変換されて表示されていた文字が元の状態のまま表示することができます。
ここでは「自動データ変換」を利用したCSV ファイルの開き方を説明します。
「ファイル」メニューから「オプション」をクリックし、「Excelのオプション」にて「データ」をクリックすると「自動データ変換」の設定ができます。
ここでは次の変換の有効・無効の設定ができます。
- 先頭のゼロを削除して数値に変換する
- ロング数値の最初の 15 桁を保持し、科学的記数法で表示する
- 文字“E”を囲む数字を科学的記数法に基づく数値に変換する
- 連続する文字と数字を日付に変換する
加えて「.CSVファイルまたは同様のファイルを読み込む際に自動データ変換があれば通知する」を設定すれば、ファイルを取り込み時に確認することができます。
(ただし、スペースまたはその他の文字(JAN1 や JAN-1など)を含む値は、引き続き日付として扱われる場合があるとのことです。)
通知するの場合「変換しない」をクリックすれば、「自動データ変換」されずにセルに展開されます。
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