ここでは「インポート機能」で発生する数多のエラーの、原因と対策についてを記載しています。
※インポートの方法については「Convi.BASE ユーザーガイドーインポートとインポート定義の保存」を参照してください。
目次
- CBERR-30038 指定されたデータの書式が、型に対して不正です。データを確認してください。
- 桁数制約に違反しています・最大長制約に違反しています
- 主キー制約に違反しています
- 必須制約に違反しています
- ユニーク制約に違反しています
- その他のエラー
1.CBERR-30038
指定されたデータの書式が、型に対して不正です。データを確認してください。
Convi.BASE上で設定されている「項目の型」に対して、登録できない値をインポートしようとするとこのエラーが発生します。
画像のエラー文章だと「数値型」の項目にaaaという値を入れようとしてエラーになっていることを意味しています。
Convi.BASEでどの項目が数値型になっているのか?については「①環境設定>②テーブル>③(物品など)テーブルの名称>④項目設定」の順にクリックすることで確認できます。
項目設定にて表示される、赤枠の部分で項目の型を確認できます。
今回エラーに表示された「数値型」項目は黄色枠部分の「合計数量」であることが分かります。
ここでインポートしようとした、CSVファイルの中身を確認します。
今回は「合計数量」項目に「aaa」の値が入っているためエラーとなったようです。
このように各項目で設定されている型に入力できないデータをインポートしようとするとエラーが発生します。各種型に入力できる内容は「Convi.BASE ユーザーガイド」-「利用できる管理項目の一覧」をご参照ください。
解決方法としては各種型に入力可能な値となるよう、CSVファイル内のデータ内容を修正してください。
(上記の画像例だと、aaaではなく0や1などの数字を入力するとエラーは解消されます。)
2.桁数制約に違反しています・最大長制約に違反しています
Convi.BASE上で設定されている桁数や最大長と異なる長さのデータをインポートしようとするとこのエラーが発生します。
画像のエラー文章だと「管理番号」項目に、11桁の「Z0000000001」という値を入れようとしてエラーになっていることを意味しています。
どの項目で桁数や最大長が確認できるのか?については「環境設定>テーブル>(物品など)テーブルの名称>項目設定」の順にクリックし、各項目右側の▼をクリックすることで確認できます。
ここでインポートしようとした、CSVファイルの中身を確認します。
この「桁数」や「最大長」設定の桁数と、異なる桁のデータをインポートしようとするとエラーが発生します。
解決方法としては「桁数」「最大長」の桁数を揃えるか、取り込むcsvファイル内のデータの内容を修正してください。
(上記の画像例だと、管理番号の桁を10桁に揃えればエラーは解消されます。)
3.主キー制約に違反しています
Convi.BASE上で「主キー」に指定されている項目の値が重複しているデータをインポートしようとするとこのエラーが発生します。
画像のエラー文章だと「主キー」となっている「管理番号」項目の値のうち、「Z000000003」というデータが何か悪さをしていることを意味します。
どの項目が「主キー」なのか?については「桁数制約に違反しています」エラーと同様の箇所で確認できます。
特に「枝番」項目を用いて運用しているお客様は、「枝番」項目も主キーの設定がされているか一度ご確認ください。
ここでインポートしようとした、CSVファイルの中身を確認します。
この「主キー」設定がされている項目の中で、同じ値を持つものが存在するとエラーが発生します。
(「枝番」項目も併せて主キーとしている場合、管理番号と枝番の組み合わせが同じ行にあるとエラーが発生します。)
解決方法としては、取り込むcsvファイル内のデータの内容を修正してください。
(上記の画像例だと、管理番号のどちらかを変更すればエラーは解消されます。)
4.必須制約に違反しています
Convi.BASE上で「必須」になっている項目の値が空欄のデータをインポートしようとするとこのエラーが発生します。
画像のエラー文章だと「物品名」項目が、空欄のためエラーになっていることを意味しています。
念のためどの項目が「必須」なのか?については「桁数制約に違反しています」エラーと同様の箇所で確認できます。
ここでインポートしようとした、CSVファイルの中身を確認します。
この「必須」設定がされている項目の中で、空欄の値が存在するとエラーが発生します。
解決方法としては「必須」のチェックを外すか、取り込むcsvファイル内のデータの内容を修正してください。
(上記の画像例だと、物品名をすべて記入すればエラーは解消されます。)
5.ユニーク制約に違反しています
Convi.BASE上で「ユニーク」になっている項目に、値が重複しているデータをインポートしようとするとこのエラーが発生します。
画像のエラー文章だと「物品名」項目の、「パンフレットA」という値が重複しているためエラーになっていることを意味しています。
念のためどの項目が「ユニーク」なのか?については「桁数制約に違反しています」エラーと同様の個所で確認できます。
ここでインポートしようとした、CSVファイルの中身を確認します。
この「ユニーク」設定がされている項目の中で、同じ値を持つものが存在するとエラーになります。
解決方法としては「ユニーク」のチェックを外すか、取り込むcsvファイル内のデータの内容を修正してください。
(上記の画像例だと、どちらかの物品名を「パンフレットG」などにすると解消されます。)
6.その他のエラー
その他発生するエラーについては「Convi.BASE ユーザーガイド」-「インポートに関するトラブル」を参照してください。
設定やエラー関して不明点がございましたら、ヘルプセンターまでお気軽にお問い合わせください。
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