普通 LOOKUP ではある情報をもとに、別なデータから関連する情報を引っ張り、これを自動で登録します。これに他の関数(EQUAL)を利用することで自動で登録することもできるし、自由にデータを入力することも可能になります。
どんな時に使うのか?
例えば、ある申請に対して承認を行う際にデフォルトは自分の上司であるが、代理承認等、自分の上司以外に承認を請う場合にそのメールアドレスや社員番号を直接入力します。
設定方法:
通常のLOOKUPを設定したい項目とは別に、フリー入力を受け付ける項目を別途作成します。
例) 社員番号を入力すると氏名を自動取得もしくはフリー入力を可能とする場合
- LOOKUPを設定する項目 → 「氏名」項目
- フリー入力を受け付ける項目 → 「フリー入力氏名」項目(新設)
- LOOKUPの参照先テーブル → 「メンバー」テーブル
- メンバーテーブル上の社員番号の項目 → 「社員番号」項目
- メンバーテーブル上の氏名の項目 → 「氏名」項目
「氏名」に設定する計算式は?
LOOKUP関数 と EQUAL関数 を使用します。EQUAL関数は、「フリー入力氏名」が入力されている場合は、こちらを優先するための計算式となります。EQUAL関数の使い方は、「Convi.BASE ユーザーガイド」-「EQUAL 関数」を参照ください。
計算式は以下の通りとなります。
解説:
これは、① と ② を比較し、一致していれば ③ を、一致していなければ ④ を実行するという意味になります。 以下、図解となります。
具体的には、① の「フリー入力氏名」に入力された値が、②=空欄('' → シングルクオート2つ)の場合は、③ を実行(メンバーより「氏名」を自動取得)、空欄でなければ ④=「フリー入力氏名」を採用します
計算式コピー用:
EQUAL($フリー入力氏名, '',LOOKUP('メンバー', '社員番号', '氏名', $社員番号), $フリー入力氏名)
参考:
本設定等に関して不明な点などがあれば、ヘルプセンターまでお気軽にお問い合わせください。
コメント
0件のコメント
サインインしてコメントを残してください。